こんにちは、エンジェル・イングリッシュ・クラブのあきこです♬
と言ったら『英語力の問題だけじゃない』
とずっと思っているんですよね。
メンタル(間違ったら恥ずかしい、自信がないなど)の問題もあるでしょうが、
最近思っているのが
「話すこと、そもそも自分の考えや気持ちを言語化することが苦手なのでは?」
そこ??
はい、そこもあるのではないかと。。
日本人が英語を勉強しても、その成果に対してスピーキング力が伸びにくい理由として私は、言語化しない、イコール
「言葉にしない文化」
を挙げたいと思います。
そもそもたとえ親しい人とでも、気が済むまで、納得するまで自分の気持ちや考えを言葉にしてぶつけたり、話し合ったことってありますか?
例えば家族と、パートナーと、友人と、職場で、仕事のやり方について同僚やボスと・・・
日本社会って
「言わないことをよしとする」
「すべては言わない」
「空気を読む」
ことで成り立っているし、それで分かってもらうことを期待するところがあります。目立つことも嫌うから教室内でも挙手して自分から問題を解くとか発表するってあまりしなかったのではないでしょうか? そんな中で育って、生活しているのに英語を勉強しているからと言って急に
「あなたの考えは?」
と訊かれても。。。😥
と言うのは当たり前ではないかしら?
と思ってるんですよ。
国にもよるのでしょうが、欧米の人などは聞いているとたいていなんにでも意見を持っていて、訊かれたら言える。政治の話をよくする、と言われているけど話題の映画や本、時事について最低限は知っていて話題も豊富な人が多い。
違った文化や背景の人が多いから、ある程度社会性を身につけないと取り残されてしまう。そんな事情もあるのかもしれません。
天気の話題でも、政治・経済の話でも、スポーツでも一通り話題になりそうなことに最低限のアンテナは張っていて訊かれれば意見を言える。そのことについて最低限一言二言言える。
「~なので、知りませんでした」
等と切り返せる、と言う印象です。
対して日本人はそういう訓練も受けず、必要性があまりなく成長し、英検の試験などで「~についてどう思いますか?」と言う問題にぶつかって「え?そんなこと考えたこともなかった」となる(私もだけど😅)。
あなたはどう思う?
今どんな気持ち?
どうしたいの?
多くの方が、そう聞かれても考え込んでしまう、っていう経験があるのではないでしょうか?
特に人と違っていることは言いにくいし、厚かましいかな?
こんなことを言ったら相手はどう思うだろう?どう反応するだろう?
そう思って言えないことも多いのではないでしょうか?
相手を思いやるのは大切なことですが、タイミングや言葉を選んで自分の考えや気持ちを伝えることも大事ですよね?
え?そんな風に思っていたの?
もっと早く知りたかった!
そう言ってくれてありがとう!嬉しい!
「以心伝心」と言う言葉が私は好きではありません。読心術なんで習得したくもないし、きっとこう思っているんだろう、と思って正しかったことってどれくらいありますか?そもそも検証するチャンスもないし。だって確かめもしなかったこと、多くないですか?
高校時代XX君が好きだったけど、言えなかった。
同窓会で会って思い切って言ったら、実は相思相愛だった(笑)
私は言葉がある以上、それを使っていろんなことを人に伝えていきたいし伝えてもらいたい!
だから皆さんも結果を恐れず(文法が間違っているかも、とか発音に自信がないとか)どんどん、言葉を発しましょうよ♬
それが母国語であっても勉強し始めたばかりの外国語であっても長い間勉強しているのに一向に上達した気がしない大好きな英語であっても😉