こんにちは、エンジェル・イングリッシュ・クラブのあきこです♬
英語学習者だけじゃなく、こんなセリフをよく聞きます。
「もう〇〇歳だから、XXは無理!」
「この歳でXXは恥ずかしい」
「もう〇〇歳なのに、私ったら」
年齢に応じて人生のプランを立てるのは良いと思います。
〇〇歳までにXXをして、それから・・・
と言う風に。
けれど「〇〇歳だからXXは無理!」は、ほんとうぅぅぅにもったいない!!
私の大叔母の話をしますね。もう何十年も前の話です。彼女はご主人がリタイアしたのを機にご夫婦でお子さんが住んでいらっしゃる国に移住しました。新居の近くにはビジネスで成功しているご子息一家が住んでいます。ご主人は移住してすぐに亡くなってしまったのですが
「是非、一度英語圏に住みたい」
と言う夢は叶いました。
ご主人が亡くなった後は、一人息子のAさんがお母さんのお困りごとの相談に乗っていました。ある日、大叔母は彼に
「外反母趾で医者に手術を勧められた」
と相談しました。手術は痛いと聞くし、長く入院、術後も大変・・・(当時)
数週間、お嬢さんも交えて相談した結果、彼女はこう言いました。
「もう60歳も過ぎて、そんなに長く生きられないと思うし(60歳以上の方本当に申し訳ありません!あくまでも数十年前の大叔母の考えです!)そんな痛い思いをしてまで(手術しなくても)。日常生活に多少の不便はあるけど、このままで良いわ」
その後も旅行をしたり、ピアノのレッスンに励んたり、油絵をたしなんだり、多くの友人と人生を謳歌しました。けれど外反母趾で時々痛みが出たそうです。彼女が84歳の時、私と一緒に旅行をしました。
英語が得意で、私の発音を直してくれたり、果敢にいろんなことに挑戦したり、初めての料理に舌鼓を打ち・・・私の理想の80代だ!!😄と大叔母を見ていました。そして・・・92歳で亡くなりました。。
・・・
だったら!!あの時我慢して手術を受けたら良かったのでは??と思わずにいられませんでした。
84歳で一緒に旅行した時もその話になりました。「あの時手術していたら20年以上、その結果を享受できたのにねぇ・・・」と。何かをしようとして「遅すぎるかな??」と思う度、私は大叔母のことを思い出します。あと何年生きられるか分からないけど、やらない後悔は嫌だなあ。そして、
今日の自分が一番若い
私のクライアントさんの最高齢は72歳ですよ。そしてその方が、他の若いクライアントさんよりも「(ご本人曰く)一番しつこい😂」私が同じことを説明すると、まるで初めて聞いたように「へえぇ!」と仰るんです😂で、私が「あ、この話をするのは5回目です(たとえ3回目でも)」とからかうと「100回言ってくれたら100回目には覚えるよ」(物忘れ、ではなく定着するのに少々時間がかかるタイプの方)と笑うのがいつものリアクションです😄
ところがこの方、ある時ぐん!!と伸びるのですよ。発音や語彙の使い方の癖がいくつもあったんですが、ご本人曰く「古い英語教育の功罪」で中高大学(有名私立大学卒)で習った発音や言い回しが染みついている。だからまっさらからやるより、少し大変なんですよね。でも、ある時、4‐5項目のいつも私に指摘される癖が全部治っていることがありました!!急に😮
これだから人間の能力ってすごい!
「年齢が・・・」と言っているあなた。
したいか、したくないか?
それだけです。
そして楽しんでやったもん勝ち、
習得したもん勝ちなんですよね♬
※写真の女性は大叔母ではありません。
モデルさんです(笑)