こんばんは、エンジェル・イングリッシュ・クラブのアンジェラ(あきこ)です♬
医学英検を受けてきました♬ part 1 | Angel English Club-エンジェルイングリッシュクラブ (a-e-club.com)
のつづきです。医学英検を受ける、受けた、と話すとほとんどの人が「そんな試験があるんですか?」「凄いですね!」とおっしゃいます。すごいのかな??受けるのは誰でも受けられるんですよ!
この試験には特に受験資格はないので、医学生や看護師、医師、に交じって英語講師とか医療に関係がある、興味のある方が受けるようです。私が受けたのは一番簡単な4級です。70%くらいの正解で合格だそうです。この上が3級。1~2級は大学で医学関係の分野を教えているとか、学会で発表するような方が受ける難しい試験で面接もあるようです。4級は90分の筆記試験だけです。3級はリスニングもあります。
医療関係の方で英語が英検2級くらいの力があり、リスニングが得意なら是非3級に挑戦していただきたいです。問題は専門用語、医療関係の英単語をどれくらい覚えられるか、だと思います。Part1のアイコンでお見せした教本の巻末に単語のリストがあります。膨大な数で始めに見た時はクラクラしました(笑)けれど救いだったのが、接頭辞と接尾辞のリストがあったことです。そのリストを眺めていると、何とかなるんじゃないかな?と思えたのです。
去年、英検一級に挑戦した話は書きましたがとにかく「暗記苦手」意識のあった私は単語力が弱くて一級の壁を超えることが(挑戦しようと言う気すらしない・・・)できませんでした。それでもとにかく「やるしかない!」と腹をくくって工夫したのが、語源や接頭辞、接尾辞に注目するやり方。これで随分精神的に救われて単語暗記に取りつめたように思います。そして今回は、そんな私にピッタリの本を見つけました!
『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』 | 田淵 アントニオ |本 | 通販 | Amazon
去年始めたtwitterで情報収集することが増えました(ほとんどは他の方の投稿を見過ぎて時間が過ぎてしまう(反省)が、その中で医療英語を教えていらっしゃる方が紹介していました。
この本の良いところは徹底的に接頭辞、接尾辞を頭に叩き込んで、その組み合わせて膨大な数の単語を覚えさせること。覚えないまでもかなりの精度で推測できるようにすることです。頭+本体+おしり、みたいな感じでどんどん単語を紹介していきます。システマティックか、と言われたらそこは緩い感じです。けれど同じ接頭辞、接尾辞、コアが繰り返し繰り返し出てきて、それに医学知識も散りばめながらペパーバック一冊を一週間で制覇する前提です。私は隙間時間でやりましたから、2か月で何とか一周したくらいですが、それでも同じことを何十回も言われるので覚えることができたと思います。
欠点は発音記号ではなく、カタカナで発音が記載されていることです。英語学習者だと気になって辞書などで調べたくなると思いますのでその点は効率が悪かったです。けれどそこを気にしなければ、ドリル形式で繰り返し繰り返し同じ単語や同義語に出会うやり方は新鮮でした。私のように(〇る単、のような)単語帳で覚えられない人間には救世主のような単語本だと思います。私はやったことがないのですが、公文式ってこんな感じなのかな?と想像しました。
実際に受けた感想は、久しぶりに試験会場で90分座っていられるかが一番心配だったけど(笑)割と集中して出来て、見直しも出来ました。多分受かると思うのですが・・・発表は8月終わりとか。皆さんが忘れたころなので、ダメでも平気かな😅ダメでもまた来年も受けたいな、と思っています。変な奴ですよね。
秋にはまた資格なしで受けられる医療関係の英語の資格試験があるので、それも受けてみたいんですよね。試験と言うと「準備ができてから受けます」と言ってなかなか腰を上げない人が居ます。お忙しいのは分かりますが、もしかして・・・落ちるのが怖い?スコアが低かったら恥ずかしい?だったらもったいないな、と思います。目指している試験があってその日に受けられるのであれば、自分のレベルを知る為、試験に慣れるため、モチベーションの維持のために受験料を投資するのは大いにありだと思います。
twitterには「#受けてみた」で試験を受けたことを報告しました。同じハッシュタグを見るのも面白いですね。ご興味ありましたら覗いてみてください。
もう一つ楽しかったのは受験生の観察です。私は人間観察が大好きなので早めに会場に行って、自分の単語ノートを見ながらチラチラ他の方の様子を拝見しました。皆さん淡々としていて試験慣れている感じ。う~ん。何を持ってくるのだろう、と思っていたらなんと教本をもってきてみている人が多かったです。「え?」と思いました。だって、なんかノートとか単語カードとか・・・そういうものはないの??スマホ等は使えなくなりますので、そういうものを持ち込む人が多いと思っていたのですが、教本の語彙ページを見ている方が多く、しかもマーカーとかもあまりしていない人がほとんどでした。
私ですか?試験を受けると決めてから、ポストイットに書いてみたり、カードを作ってみたり、小さなメモ帳に書いたり・・・と全く節操がなかったです💦そして迷った末、試験当日は教本は家に置いてきたと言う(笑)皆さんを見て「次回は持って来ようっと」と思ったのが自分でもおかしかったです。もちろん合格したいですが、それよりも医療英語に関心を持ったり単語の覚え方について再考したり、久しぶりに試験を受ける緊張感を味わったり、と6千円で何度もおいしい試験でした。試験が終わって隣の方に「お疲れさまでした!」と言ったらホッとしたように笑っていらっしゃいました。一期一会、みんな受かっていますように♬
追記:けれど今回改めて思ったのは単語はただ暗記するものではない、と言うことです。まずは自分のレベルに合った質の良い素材(試験対策よりは新聞記事や雑誌、小説など)をたくさん読んで、ニュースやTEDも聴いて、映画やドラマも観て、生身の人間とたくさん話して・・・そして覚えていくものだと。
まだまだ ”Long way to go!” イエーイ!😂