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ここをこんな風に強調する!!『シラブルって!?』

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こんにちは、エンジェルイングリッシュクラブのあきこです♪

前回、あいまい母音についてお話ししました。
有名な英語講師の先生がリスニングの授業で

「聞こえないじゃないんだよ、言ってないんだよ!」

って講義されて生徒が「えーーー!!?」ってショックを受けたとか。

分かります(笑)なんだか「だまされた気分」ですよね。
「なぜ聞き取れないのか!?」って悩んだり、
「絶対聞きとってやる!」と思ってスクリプトをにらみながら聞いても・・・

聞こえない!!((´;ω;`)ウゥゥ

と思っていたら。
「『言ってない』だあ!?」って。

全く「言っていない」わけではないんですが・・そこはまたお話ししますね。

今日は強調するべきところは強調する、と言う話です。

恐らくこの文章を読んでくださっている方は「英語は強弱アクセントの言語だ」と言うことはご存知かと思います。ちなみに日本語は「高低アクセント」です。私は日本語も教えていますので日本語を教える者としてもこの違いには苦労しています(^^;

 

英語らしく聞こえるためにはアクセント部分を強く言う、と言うのは中学や高校でも習い、発音記号やアクセント記号も習いそれなりに意識してきたと思います。

それでもなお、英語らしい発音ができる人が少ないのは

アクセントのある母音だけを強く(あるいは大きな声で)言っているからかも知れません!

「え、アクセントのあるところを強く(大きな声で)言えばいいんでしょう?」と思っていませんか?そのやり方でもアクセントを意識しない発音よりはネイティブに近づくかもしれません。しかし、もう一歩進んで

「アクセントのある『音節(syllable シラブル)全体』をしっかり発音する」

とぐっと英語らしい発音になります。

音節を意識してきましたか?
私はしていませんでした(><)
でも、英語スクールでネイティブ講師とペアで教え始めたり、発音矯正トレーナー養成講座に通い始めたりして

「あ、音節って大切だったんだ・・・」と気づいたんです。

英語の音節の『基本(違うものもたくさんありますが・・)』は

 

子音+母音+子音

 

です。この音節を意識するというのが、文に正しい抑揚をつけて発音するときに重要になってきます。良く知っている単語でも実は正しく発音していなかったということがありましたよね。これを機会にずっと前から知っている単語も新しく覚える単語も発音記号、弱形と強形があるのか、音節はいくつか、等を辞書で確認する習慣をつけましょう。

 

面倒くさい?

実は私もそう思いました(^^;

けれどネイティヴ講師の同僚に「Don’t worry! You’ll get used to it!(平気よ、慣れるわよ)♪」と言われてしまいました。それから・・・少しずつ意識しているとなんとなくこれはここが一つの音節だなとだいたいわかるようになってきました。

 

辞書を見てください。
beautifulという単語を調べると“beau・ti・ful”といくつかのアルファベットごとに”・”で区切りが入っていると思います。この単語は三つの音節、シラブルからできていると言うことです。

では、アクセントはどこにありますか?uの上あたりに打ってありますね。だからビ‘ユー‘ティフル、とユーのところを大きな声でいえば良い、と思っていませんでしたか?

正しくは’beau’の部分「アクセント音節」全部を=「アクセントの前の子音から」力強く、母音をはっきり正しく(あいまい母音になったり、消えたり、と変化しない音)」で「ゆっくりめに」発音します。

え!?そうなの??と思いませんでしたか?

くり返します。アクセント音節の子音から(強く、とか大きな声で、と言うより)「ゆっくりめ」「長め」「はっきり」発音するのがコツです。beautifulでいえばb音からしっかり、tifulは短く早く発音します。

これで「めりはり」「コントラスト」をつけた英語のリズムに近づけることができます♪

IPA Phonetic Transcription of English Text

このサイトで実際の発音を聴くことができます。お勧めは「変換とオリジナル両方を表示」「軽い発音を表示」に設定することです。どうううしても発音記号に抵抗がある方は「カタカナ表示」にすると一番近いカタカナ表記が出てきます。しつこいですが、これから英語を続けたかったら発音記号に慣れることは大切ですし、長い目で見れば近道です。

楽譜が読めれば音楽がより深く(おそらく楽に)学べて、楽しめるのではないでしょうか?それと同じです(^^

 

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