こんにちは、エンジェルイングリッシュクラブのあきこです♬
「発音トレーニングって?実際には何をするの?」
「発音に注意しながら英会話を習う感じ?」
などとよく尋ねられます。
人によって違いますが・・
基本的には
- 英語らしい音を出すための発声
- 子音の強化
- 母音の違いを強調
- 音の変化
- チャンクや文に抑揚やリズムをつける
ザっと言うとこんな感じでトレーニングは進みます。
私のレッスンに使っているサロンは両脇がまつエクとかヘアメイクのお店とネイルサロンなのですが・・
私たちがトレーニングしている部屋が廊下に面しているため、私たちは発する音がきっと聞こえていると思います。
Rrrrrr!!
Ssssss!!
なんて叫んでいる時、廊下を通る方達は
「発音からのやり直し英語!
脱カタカナ英語!」
などと看板にあるけど・・・
一体本当は何をやってるの!?
と思っていらっしゃることでしょう(笑)
発声・・・!?
と思われるかもしれませんが、これってとても大切で、声が届かなければ、どんなにきれいに発音していても
「相手に届かない」
・・・いろんな場面で英語に(あるいは発音に)自信のない日本人が、蚊の鳴くような声で英語を発しているのをどれだけ目撃したことでしょう。そして多くの方が、もう少し大きな声で話していたらきっと通じて会話が成り立ったのに、声が小さかったために「相手に届かず」会話が成り立たず
「通じなかった・・・」
と肩を落としていらっしゃった。。
残念としか言いようがない。
これは何語を話していても同じですよね。母国語を話すときに声が小さい人が、外国語を話すときに大きな声が出せるわけがない。これには精神的な要素がとても大きいのですが、それと同じかそれ以上に大きい原因は「日本語を話すときと同じ息の量では足りない」と言うことが原因です。
英語の発音には吐き出す空気量がかなり必要です。その量を日本語と比べると、3倍、とも3.8倍とも言われています。ですので、単に声が大きいだけでもダメです。それには
「腹式呼吸」(今は喉発音にフォーカスしてこれを実現しています^^)
をする必要があります。普段日本語しか話していないと、たいていの方は胸式呼吸になっています。アナウンサーや声優、歌手や俳優と言った職業の方でもしっかり腹式呼吸ができているとは限りません。
ですので、できてない場合は、子音や母音の練習をする前にあるいは練習をしながら腹式呼吸にするトレーニングをすることになります。
まさにスポーツの世界。
だから「私は苦手」「下手なので・・」なんて恐縮する必要は全然ないですよ。
テニスの初心者、水泳を始めたばかり、でいきなり上手な人っていませんよね。特に大人になって始めた場合は、うまくできなくて当たり前だし、始めから上手にできたらやりがいがない、つまらないじゃないですか。
ただし、自分の上達ぶりがしっかり確認できるようにする必要があります。だから私は必ず生徒さんのbebore、afterの音声を取って上達ぶりを確認してもらうことにしています。トレーニングの後に開始時の音声や数週間前、数か月前のご自分の音声を聞いて、
「こんな発音してたんですね(笑)」
「めっちゃ『カタカナ英語』ですね(笑)」
と皆さん笑顔になりますよ♪
30-50分程度のトレーニングでもはっきりと違いが分かります。そして、それを定着させるには自主練が必要です。ほら、スポーツと同じですよ。
目標が決まったら、上達を確かめながら楽しんでトレーニングしましょう♪