こんばんは、エンジェル・イングリッシュ・クラブのあきこです♬
英検従来型2021年度の第2回の面接を受けた方もいらっしゃると思います。お楽しみ様でした!!
3月から8月まで受けていたセミナー仲間の方から、試験が終わって感想を聞いたのですが、従来型の試験を受けてみて「(私が以前に書いた従来型をお勧めする記事の内容を)本当にそうですね!😊」と言ってくださったので嬉しくてこの記事を書いています。
試験とは言いながら、もし日常的にネイティブスピーカーや外国人、上級者と話す機会がないとしたら従来型の英検の二次面接は本当に貴重な「実際の場面に近い、英語を使える場」だと思うんです。
急に駅や路上で話しかけられて道案内をしたり、買い物をしていて困っている外国人を手伝う。
意見を訊かれてそれについて答えたり、その理由を伝えて説得力を持たせる。
見える風景を誰かに向かって描写する。
日常でそういうチャンスが少ない方ほど、英検などの面接試験は対人間で練習、リハーサル、発表できる良い機会だと思います。
たとえ英語で話す友人がいたり、仕事で英語を使っていても試験だと全く初対面の方と話すわけですし、ある程度質問など想定できるものの、普通の方です😅とかなりの緊張が伴います。そんなプレッシャーの中でも臆せず発話出来るようになるには、メンタルも鍛えないといけませんし、時間とエネルギーが要ります。ぼんやり練習していたら何千時間勉強しても満足できる結果は出せないでしょう。
出来るだけ実際に使う状況に近い状態で、さらにプレッシャー、緊張感などの負荷をかけても実力が出せるようにすることを意識して日々の勉強・練習をするべきです。
人にもよりますが、多くの方は面接のために多くの時間とエネルギーを使って準備していらっしゃるのではないでしょうか?けれど、面接そのものは時間にして数分。あっという間です。終わった後気抜けしてしまいますよね(笑)
考えたらスポーツや楽器の演奏、舞台での演技など、長い時間たくさんの努力をして限られた時間の本番でその結果が出せなければ、悔しい思いをするのは同じですね。試合や舞台を見に来てくれた人のためにも結果を出したいところですよね。
英検の二次面接って贅沢だなあ、と思うんですよね。試験官の方をその数分間、独り占めできるのですから。一級なら10分間、二人の試験官を独り占めです。自分のためだけに音読やスピーチを聞いてくれたり、質問してくれたり、時には議論してくださるのです。おまけにタイマーの方までじっと固唾をのんで見守ってくださるんですよ。これってすごいこと😍
とてもコンピューターに向かって話すS-CBT型の二次試験とは比べ物にならないと思うのです。
皆さんの日頃の努力を試す場、発表する場として是非従来型の英検の二次面接を経験してくださいね!(英検協会としてはS-CBT型を広めたいのでしょうが😅)
セミナー仲間の感想です。
「普段どれだけ話せていても、その場で言葉が出なかったら不合格になります。😭それでも、過去問を何度もやった効果は大いにありました。(中略)試験の怖さもありますが、私は面白さもあると思っています。(中略)一次試験と違い、試験時間があっという間に過ぎました。あれ?もう終わり?と物足りなさを感じたくらいです。あきこさんのおっしゃる通り準備に時間がかかります。出汁を取るために何時間も煮込んだのに食べてしまえば一瞬、料理に似ています。」
料理の出汁に例えるとは!
座布団5枚です😁