こんばんは、エンジェルイングリッシュクラブのあきこです♪
以前に「ここを強調する シラブルって!?」と言う記事を書きました。その続きです。
英語らしく発音するには強調するべきところは強調する。そして強調するためには
『アクセントのある音節』をゆっくり、はっきり発音する
のでしたね。強調すると言うことはそれ以外の所は「強調しない、弱く発音する」と言うことですよね。メリハリをつけてリズムをつける。それが、高低アクセントの日本語と大きな違いです。
でも弱くって??
小さな声でって言うこと?
答えを先に言ってしまうと
弱く、速く、あいまいに発音する。
ことなんです。うーーーん。分かりにくいですよね(笑)
私も初めは「はあ?!」と思いましたから。
よく使われる単語ほど弱く、速く、あいまいに発音されるのです。そしてその母音がほぼ確実に*弱形で発音されたり、あいまいになったり消えてしまったりします。それをしてこそ強調するべき部分が際立つと言うことです。メリハリ、コントラストですね。これが英語らしいリズム、抑揚をつけています。
*単語によっては「強形」と「弱形」があると言いました。弱形については母音の話をしたときに少し触れました。*
一本調子で全部の単語、音節をはっきり区切って読んだり、アクセントのある母音だけを大きな声で読んだり、言ったりしていませんか?それだとなかなか英語らしい響きにはなりません。
弱く、速く、あいまいに、ってどういうことでしょう?
It is such a beautiful day!
と言いたいとします。わりと感情をこめてさらさらっと言いたい一文ですね(^^
が・・・
イット イズ サッチ ア ビュウー(アクセントがありますので・・)ティフル デー!!とかいう風に発音していませんか?
It is は普通は短縮形の It's になりますね。そして弱く、速く、あいまいに発音されます。Itは品詞としては代名詞ですが、ここでは形式主語と言って意味上大事ではない単語です。be動詞も大事ではないですね。
suchは副詞でここではbeautifulと言う形容詞を強める役割をしています。
a は冠詞でニュアンスをとらえる上で大事でなくはないですが(^^;ここでは意味上大事ではないですね。beautifulは形容詞でもちろん大事、day は名詞で、重要な単語です。
発音記号で書くとこのようになります。
It's such a beautiful day! ではsuch, beutiful, dayが「内容語」と言う意味上大切な単語、それ以外は「機能語」と言う意味上重要でないと言うことになります。
次回は「内容語」「機能語」について説明しますね♪
つづく