こんにちは、エンジェル・イングリッシュ・クラブのあきこです♪
では、具体的にどのようにリスニングを伸ばしていけばいいのでしょうか?
スクリプトのある音源を準備します。
始めはリスニング教材が適当だと思いますが、できれば内容が面白くて興味を持てるものがお勧めです。
先の体験レッスンの方のように「リスニングは根性で?何度も聞いて聞きとるんだ!」みたいだと苦行になってしまいますし、
英語そのものが嫌いになってしまいます。
それは一番避けたい(;;)
私のセッション内ではクライアントさんが「難しい」「できない」「無理」などと発言したら
とがめます(笑)
そして、言い直してもらいます。
「It's challenging!(やりがいがあります!)」
とか、無理やりでも
「楽しいな♪」と言ってもらいます。
だって潜在意識を利用したいですから😊
それだけでなく、ご自分でも英語学習・練習を楽しいものにするよう常に意識するのがお勧めです。
英語は楽しい。
上達してどんどんもっともっと楽しくなる!
と呪文のように唱えるのも絶対有効ですから。
具体的リスニングの方法。
1.音源を聞いてディクテーションする。やり方は一回目は黒いペンで書きとる。ある程度の長さで音源を止めて書き取ります。スペルや単語自体が分からない場合はカタカナで聞こえた通りに書いてください。
2.2回目にさらに聞き取れたところや、1回目で間違っていたところを青いペンで書きます。
3.3回目は赤ペンです。恐らくそんなに文字は増えないと思います。はい、ここで終了です。
え!?それだけ?
はい、これは準備です。
そしてスクリプトを見て、答え合わせをします。
き取れなかったところ、間違ったところがこれからの課題です。
ここから自分の弱点・分かっていないところ・原因を分析します。
これが重要です。分析せずに何度聞いても聞きとれるようにはなりません!
A 単に単語を知らなかった→ それが頻出単語ならその場で覚える。辞書やネットで調べて、、単語の覚え方は他の機会に。
B 音が違って聞こえた。
こんな風には言ってなかった。
あるいは、全く聞こえなかった音があった。
Bが多くないですか?
これは音の変化を知らないからです。音の変化には
・音が繋がるリンキングや音が落ちるリダクション
・特にTなど前後の音によって全く別物(に思える)になってしまう音(特に今世界的に主流になっているアメリカ英語はそうです)
・機能語として文の中にあると弱形と言う日本人が学校で習わなかった音になる単語(例:for, about, him, her...)
などがあります。これらは学校では習わなかった!!
それからもちろん日本人の苦手な発音の音(th, f, v, r, y, w, 等と母音の区別ー20種類くらい)ができていないために聞き取れないことが原因です。
これは正しい発音ができるように自分が練習をすることで解消されます。
それにはある程度の時間と努力が必要です。
球技の素振りや武道の型の練習だと思ってください。
始めはトレーナーと一緒に練習することをお勧めします。
要領が分かったら自分にあった教材、あるいは興味のある内容のTedなどもお勧めです。
YouTubeで字幕付き、スピード調整もできて至れり尽くせり。
系統立ててじっくりやりたい方はリスニング教材を使うのが良いと思います。
あなたに合った教材は?
↓
ご相談ください(^^)
試しにfが発音できていない方に s, sh, th, fを含む単語を聞きとってもらうとやはりf音が聞き取れないんですね。
でも、fが発音できると聞き取れるようになるんです。
これは隠し絵で「ここにこんなものがある」と知る前と後で、同じ絵が違って見えるのにとても良く似ています。
正しく発音できない音が含まれる文が隠し絵です。
けれど正しい発音をできるようになると、あーら不思議。
全く同じ絵なのに隠してあった、
でも実はちゃんと同じようにそこにあったものがはっきり見えるように、
音がクリアに聞き取れる、と言う経験ができます。
是非、体験レッスンで実感してください♪
次回はクライアントさんの実際のレッスンを例に説明しますね。