こんばんは、エンジェルイングリッシュクラブのあきこです♪
「運動ってあなた、英語コーチでしょう!?」と言われるかも知れません。
英語ができる人、上手に教えられる人はたくさんいらっしゃるでしょうが・・クライアントさんの心身の健康にこんなに心を砕いているコーチってそんなに居ないんじゃないかな~と自負しているのですが(笑)
最近読んで大ヒットだった本が「脳を鍛えるには運動しかない!」(原題:Spark: The Revolutionary New Science of Exercise and the Brain by John J. Ratey) これをクライアントさんや友人にやたらお勧めしているのですが、定期的にある程度以上の有酸素運動運動をすることで脳の働きがアップし、様々な作業や記憶などの効率、集中力がアップするだけでなく
ホルモンバランスを整えたり、依存症やうつ病などの精神疾患の改善・予防、老化を遅らせる・止める、等々驚くような効果が症例、実験結果、統計や論文などの紹介とともに約350ページにぎっしり。
これを見て私はスマートウォッチ(心拍計の代わり)とトレーニング用の縄跳びを友人と購入しました(笑)
コロナ禍で外出がままならなかった時期に、いえ今でも、全く影響を受けなかった、と言う方がどのくらいいらっしゃるでしょうか?
外出の自粛要請がかなり厳しかった時に私は感染や将来の不安からやはり体調が悪くなりました。今考えると少々過敏に反応してしまったなあと思うのですが、そこから回復できたのは
朝のウォーキングのおかげでした。
睡眠の勉強をしたおかげと、経験から気分の落ち込みの防止に「太陽を浴びて朝歩く」ことが効果的なのを知っていたのです。
しかし「脳を鍛えるには」にはそれの何十倍もの効果を理論的に納得させる形で重ねて説明してあります。
運動や睡眠の大切さは前々から訴えていましたが、この本を読んでからさらに自信が増して、コーチングに運動についても触れていこうと思っています。
クライアントさんの一人に「落ち込みやすいです」と言う方がいらっしゃって「運動していますか?」とおききしたところ「走っています!」と笑顔で仰ったので、良かった!と思いました。けれど、もう一歩進んで「どんな時間帯で走っていますか?」とおききしたところ「夜遅く・・暑いので。日に焼けますし・・(お話をしたのが9月でした。その後、睡眠が改善された!とのお話がありました。良かった♪)」とのことでした。
この方とは睡眠の大切さについても話していたところなので「あ~遅くに激しい運動をすると交感神経優位になってしまって、睡眠の質が下がりますよ。朝が難しければ夕方5~6時がお勧めです。ここで体温が下がって11時ごろ寝るタイミングで体温が下がります。お風呂も寝る1時間前までに終えてくださいね」と確認しました。
30分以上の有酸素運動、できれば心拍を220-年齢=最高心拍数(これに近い運動は激しすぎて危険)の60-80%を保てる程度のもの(だらだら歩きはあまり効果がありません)を週に5-6日、最低3日行うというものです。運動の後1時間位が一番効果が高く、学習効率も上がるそうです。
つまり集中したければ、大切な試験の前などに少し激しい運動をする方が脳は良い仕事をしてくれると言うことです。
そこのあなた!!
机にかじりついていても、勉強ははかどりませんよ♪
更に詳しく書きますね。